[摘要] 2006年2月中國財政部頒布了新的企業(yè)會計準則,與原有的企業(yè)會計準則相比,改動最大的莫過于固定資產的內容,并呈現(xiàn)出與國際準則接軌的趨勢。通過比較分析固定資產在新舊企業(yè)會計準則中的異同,期望能辨明中國會計制度的改革方向。
[關鍵詞]企業(yè)會計制度;固定資產;異同
中國の會計制度の発展および國際會計基準(IAS/IFRS)へのコンバージェンスにより、中國財政部は2006 年2月15 日に企業(yè)會計(「新企業(yè)會計準則」と呼ばれる)の準則と監(jiān)査準則の體系を公布した。2001年に公布した會計準則(「舊企業(yè)會計準則」と呼ばれる)を比較すると、新企業(yè)會計準則はわりに大きな改正を行っており、企業(yè)が會計準則を実行する時の選択の余地を減らし、國際會計基準(IAS/IFRS)のギャップを縮小した。
その中、大きく変貌した「新企業(yè)會計準則第4號――固定資産」(中國語で「固定資産」といった場合、有形の資産のみを指しており、日本でいう無形固定資産は中國語の「固定資産」には含まれていない。)は、國際會計基準(IAS/IFRS)へのコンバージェンスをより強く意図した內容となっている。有形固定資産は、企業(yè)の総資産の中で相當額を占めるので、その會計処理の相違により當該企業(yè)の経営成績および財政狀態(tài)に重大な影響を及ぼす。
1.有形固定資産の定義と範囲
舊企業(yè)會計準則において、有形固定資産とは、耐用年數(shù)が1年を超える建物、構築物、機器、機械、車両運搬具及びその他の生産経営に関連する設備、器具、工具等であると規(guī)定される。また、生産経営の主要な設備に屬さない物品で、単価2,000元以上で、かつ耐用年數(shù)が2年を超えるものについても、有形固定資産に含めることとされる。その結果、事業(yè)に関連する製造設備などは耐用年數(shù)が1年を超えるもの、主要な設備ではなくとも2,000元以上で、かつ耐用年數(shù)が2年超の有形資産は、有形固定資産として取り扱われることになる。
新企業(yè)會計準則において、有形固定資産とは、商品の生産、役務の提供、賃貸または経営管理のために保有し、かつ耐用年數(shù)が一會計期間を超える有形の資産であると定義されている。舊會計基準と同様に、主要な設備などについては、従來どおり1年以上の耐用年數(shù)を有するものが有形固定資産として認識されることになる。
一方、生産経営の主要な設備に屬さない物品である場合で、耐用年數(shù)が2年を超えないもの、または単価が2,000元未満のものは、舊會計準則においては有形固定資産としなければならないものとして規(guī)定はされていないが、これらのうち耐用年數(shù)が1年を超えるものについては、新企業(yè)會計準則においては有形固定資産の範囲に含められることになる。
2.有形固定資産の取得原価
(1)購入による取得
新企業(yè)會計準則において、外部から購入した有形固定資産の原価は、購入対価、関連する稅金費用、有形固定資産が予定した使用可能狀態(tài)に到達するまでに発生した當該有形固定資産に帰屬することができる輸送費、荷役費および専門人員の役務費などから構成されると規(guī)定されている。個々の表示価格がない一括購入した複數(shù)項目の有形固定資産は、複數(shù)項目の有形固定資産の公正価値の比率に基づいて、総原価に対して配分を実施して、個々の有形固定資産の原価を區(qū)分して確定しなければなららいと規(guī)定されている。
なお、購入した有形固定資産の対価の支払について、正常信用條件を超過する延べ払いである場合で、実質的に融資の性質を有する場合は、有形固定資産の原価を購入対価の現(xiàn)在価値を基礎として確定する必要がある。
(2)有形固定資産の借入費用の処理
舊企業(yè)會計準則及び新企業(yè)會計準則ともに、資本化要件を満たした借入費用を資本化しなければならないと規(guī)定しているが、一般的に、通常の借入費用は資本化要件を満たさないため、借入費用は期間費用として処理されるのが原則であることに変わらない。
新企業(yè)會計準則においては、借入費用とは、企業(yè)が借入によって発生した利息及びその他の関連する原価をいい、借入利息、借入差金の償卻、補助費用及び外貨借入によって発生した為替差額等を含むと規(guī)定している。
一般的な中國現(xiàn)地法人では、借入費用を有形固定資産の取得原価に計上するケースはかなりまれであると考えられるが、借入費用の資本化條件に該當する場合は、舊企業(yè)會計準則と新企業(yè)會計準則では、資本化の対象となる資産及び借入金の範囲が異なることになる。
3.有形固定資産の減損
舊企業(yè)會計準則の規(guī)定は、のれんを除いて減損の戻し入れを認めている國際會計基準(IAS/IFRS)の取り扱いと同様となっている。舊企業(yè)會計準則と新企業(yè)會計準則の間で基準上の差異は存在しているが、実務上、減損引當金を計上した資産項目の回収可能価額が回復するという事態(tài)が生じることは、極めてまれであるために、多くの企業(yè)では実務上は影響のない項目といえる。
新企業(yè)會計準則においては、減損は有形固定資産の回収可能価額がその帳簿価額を下回ることをいうと定義され、企業(yè)は貸借対照表日において有形固定資産に減損の兆候の発生可能性が存在するか否かを判斷しなければならず、資産に減損の兆候が存在する場合に、減損テストを実施し、資産の回収可能価額を見積もらなければならないと規(guī)定している。
新企業(yè)會計準則では、公正価値概念やキャッシュ·フロー生成単位概念の導入、減損の兆候、減損テスト及び予測將來キャッシュ·フロー期間に関する規(guī)定の明確化など、國際會計基準(IAS/IFRS)と同様の規(guī)定が導入された。舊企業(yè)會計準則と比較すると、減損會計の概念や條文がより厳密化明確化されたといえ、新企業(yè)會計準則に基づいて減損會計の適用を厳格化する場合は、実務上影響が生じる可能性がある。
參考文獻
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作者簡介:李海鵬,男,菏澤學院外國語系日語教研室助教,碩士。
(作者單位:菏澤學院)