夏秋雪
【摘要】我們經(jīng)常會看到或聽到日語中的一些慣用搭配,這些慣用搭配對我們理解日語的意思起著至關(guān)重要的作用。本文以中日對譯語料庫中的兩篇小說為素材,通過實例來考察關(guān)于“名詞+助詞+動詞”型慣用搭配的中日對照的特征。
【關(guān)鍵詞】中日對譯;慣用搭配;語料庫
本文著重考察《羅生門》及《鼻子》兩篇小說中出現(xiàn)的“名詞+助詞+動詞”型慣用搭配,從“名詞を動詞”型、“名詞が動詞”型、“名詞に動詞”型三個角度進行考察,中日對譯的翻譯特點。
一、“名詞を動詞”型
例1:下人は、守宮のように足音をぬすんで、やっと急な梯子を一番上の段まで這うようにして上りつめた。
翻譯:仆人如壁虎一般躡手躡腳爬著樓梯,終于爬上頂頭。
例2:老婆の話が完ると、下人は嘲るような聲で念を押した。
翻譯:老太婆話音剛落,仆人便以不無嘲諷的語調(diào)問道。
例3:老婆はつぶやくような、うめくような聲を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。
翻譯:發(fā)出不知是囈語還是呻吟的聲響,借著仍在燃燒的火光爬到樓梯口。
例4:第一に內(nèi)供の考えたのは、この長い鼻を?qū)g際以上に短く見せる方法である。これは人のいない時に、鏡へ向かって、いろいろな角度から顔を映しながら、熱心に工夫を凝らして見た。
翻譯:他首先想到的辦法,是如何使長鼻顯得短些。趁沒人時,他臉對著鏡子從各個角度照來照去,百照不厭,費盡心機。
例5:両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼を、眼球がの外へ出そうになるほど、見開いて、唖のように執(zhí)拗く黙っている。
翻譯:雙手簌簌發(fā)抖,肩頭連連起伏,兩眼睜得險些將眼珠兒擠出眶外,像啞巴一樣固執(zhí)地緘口不語。
例6:內(nèi)供は、こういう時には、鏡を箱へしまいながら、今更のようにため息をついて、不承不承にまた元の経機へ、観音経をよみに帰るのである。
翻譯:每當(dāng)此時,他把鏡子收進盒內(nèi)仿佛新發(fā)現(xiàn)似的喟嘆一聲,快快返回經(jīng)房桌旁繼續(xù)看《觀音經(jīng)》。
例7:そうして一方では、気軽な口調(diào)で、食事の度毎に、弟子の手?jǐn)?shù)をかけるのが、心苦しいと云うような事を云った。
中訳:但另一方面,吃飯時每每以若無其事的語氣說起不忍總給弟子添麻煩云云。
例8:弟子の僧は、內(nèi)供の予期通りに、口を極めて、この法を試みることを進め出した。
中訳:于是迎合內(nèi)供心理,百般勸說內(nèi)供何妨一試。
例9:內(nèi)供は首を振って、痛くないと云う意味を示そうとした。所が鼻を踏まれているので思うように首が動かない。そこで、上目を使って、弟子の僧の足に皹のきれているのを眺めながら、腹を立てたような聲で、――痛うはないて。
中訳:內(nèi)供想要搖頭表示不痛。無奈鼻子在人腳下,搖頭不得,只好向上翻動眼珠,盯著弟子滿帶紅裂紋的腳,儼然氣呼呼地答道:“不疼!”
例10:翌朝、內(nèi)供がいつものように早く眼をさまして見ると、寺內(nèi)の銀杏や橡が一晩の中に葉を落としたので、庭は黃金を敷いたように明るい。
中訳:翌日,內(nèi)供一如往常早早醒來。寺內(nèi)銀杏樹和七葉樹一夜落葉飄零,院落一片金黃,燦然生輝。
例11:內(nèi)供は慌てて鼻へ手をやった。
中訳:內(nèi)供慌忙摸鼻。
例12:そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪がって、この門の近所へは足ぶみをしない事になってしまったのである。
中訳:這么著,每到日落天黑,人們便覺心怵然,再沒人敢走到此門的附近。
例13:下人はそこで、腰にさげた聖柄の太刀が鞘走らないように気をつけながら、藁草履をはいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。
中訳:仆人于是小心不讓腰間木柄腰刀滑出刀鞘。將穿著草鞋的腳踏上木梯最下一級。
例14:羅生門の樓の上へ出る、幅の広い梯子梯子の中段に、一人の男が、貓のように身をちぢめて、息を殺しながら、上の容子を窺っていた。
中訳:通往羅生門頂端的寬梯中間,一個漢子像貓一樣弓身屏息,窺看上面的動靜。
二、“名詞が動詞”型
例15:內(nèi)供は苦笑した。これだけ聞いたのでは、誰も鼻の話とは気がつかないだろうと思ったからである。
中訳:內(nèi)供沁出苦笑:光聽這句話,任憑誰都覺察不出說的是鼻子。
例16:そこで床の中でまじまじしていると、ふと鼻がいつになく、むず癢いのに気がついた。
中訳:輾轉(zhuǎn)反側(cè)之間,忽覺鼻子有奇異的癢感。
例17:日が暮れてから急に風(fēng)が出たと見えて、塔の風(fēng)鐸の鳴る音が、うるさいほど枕に通って來た。
中訳:日暮時分,晚風(fēng)驟起,塔上鈴聲令人心煩地傳來枕畔。
三、“名詞に動詞”型
例18:じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの女は大方わしのする事も大目に見てくれるであろう。
中訳:所以,這個深知事出無奈的女人想必也會原諒我這種想法的。
例19:勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いているのである。
中訳:當(dāng)然,聽的過程仍為右手摸著的臉頰上那個紅腫的大酒刺感到心煩。
例20:これは専念に當(dāng)來の浄土を渇仰すべき僧侶の身で、鼻の心配をするのが悪いと思ったばかりではない。それよりむしろ、自分で鼻を気にしていると云う事を、人に知られるのが嫌だったからである。
中訳:這也不僅僅由于他身為一心向往來世凈土的僧侶自知不該對鼻子耿耿于懷,而更是因為他不愿意被人看出自己苦于鼻子一事本身。
例21:內(nèi)供は、いつものように、鼻などは気にかけないと云う風(fēng)をして、わざとその法もすぐにやって見ようとは云わずにいた。
中訳:內(nèi)供一如平日,做出一副對鼻子不屑一顧的神氣,故意不提趕快試用那個方法。
例22:內(nèi)供は橫になって、鼻を床板の上へのばしながら、弟子の僧の足が上下に動くのを眼の前に見ているのである。
中訳:內(nèi)供側(cè)身躺著,把鼻子拋在地板上,看著弟子雙腳在眼前上竄下跳。
將以上的所有例子綜合之后,請參照下表
綜上所述,“名詞を動詞”型占的比例最大,并且觀察譯文得出,以上各個慣用搭配的翻譯基本屬于意譯范疇,只通過搭配中的某一個詞是無法聯(lián)想出整個搭配的意思的,所以在翻譯慣用搭配時應(yīng)注意優(yōu)先順序,注重意思的傳達。
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